「僕らはみんな河合荘」の舞台をゆく。

岐阜の景色がいっぱい出てくるアニメが放送中って、ご存知ですか?
タイトルは『僕らはみんな河合荘』。
TBS系列で今月から放送中です。
原作は同名の漫画で、5巻まで発売されています。作者の宮原るり先生は岐阜出身、現在も岐阜在住のようです。
主人公の高校生・宇佐くんと、彼が住むことになった下宿「河合荘」の個性的な同居人たちが織り成すコメディー。
一言でいうならばそんな感じであります。
舞台が岐阜だとはっきり言及されているわけではありませんが、どう見ても岐阜としか思えない景色がたくさん出てきます。これを機会に岐阜に来ていただければ、できるだけ楽しんでいただければと思い、漫画やアニメに出てきた景色をちょっと掘り下げつつご紹介いたします!「聖地巡礼」の参考にもなればいいなと。
※こちらのブログを参考にさせていただきました。たいへん詳しく追いかけていらっしゃいます。
とある日常の暴走日記
まずは物語の舞台、主人公が下宿することになる「河合荘」。
画像 015-2
玄関先は「旧いとう旅館」に似ています。
「いとう旅館」は、舟橋聖一が書いた小説「白い魔魚」の舞台となったことでも有名な旅館。現在は閉館していて、中にも入れませんが、この写真よりもっと左側に看板が残っています。
岐阜市の、古い建物の多い「川原町」と呼ばれるエリアにあります。ここは戦国時代ごろから「川湊」が置かれ、上流から運ばれた材木や和紙などを取り扱う問屋が並んでいました。今も当時からの建物が残っています。メインストリートは数年前に無電柱化(電線が地下を走るように)され、タイムスリップしたような景観が楽しめます。当時の建物を活かしたカフェ「川原町屋」もありますよ。
画像 012
アニメでこんな感じのカットが出てきました。このポストがあるのが川原町屋の前。
他にもアニメでは川原町での場面が何回も出てきます。
アニメの中で、建物の軒先に卵型の提灯が吊るしてありますが、これは長良川鵜飼の開催期間中にさげられるもの。毎年5月11日から10月15日までの間は提灯入りの景色が見られます。岐阜提灯は岐阜の特産品の一つです。
この写真に写っている提灯はそれとは別のもの。このカフェはもともと、和紙を取り扱う紙問屋さんだった建物。紙問屋さんは今に続いていて、写真にあるようなさまざまな提灯製造などを続けるだけでなく、オーナーとしてこのお店を出しています。お店の中ではかわいい紙製品も売っています。
川原町屋
こんな感じで何回かに分けてアップしてみたいと思います。
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僕らはみんな河合荘 公式ホームページ
TBS 毎週木曜日深夜2時16分~
CBC 毎週木曜日深夜3時26分~
BS-TBS 毎週土曜日1時30分~

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