どえむライター・編集です。@BEの肩書きワークシート。

正直、暗澹たる気分になった。

「BEとしての肩書き」について詳しくはこちら。以下、こちらのページから引用。

「BEとしての肩書き」とは何か? それは、自分が貢献できる価値の源となる働きのこと。普段はDOとして「記者」をやっている人は、もしかしたらBEの部分は「冒険家」かもしれない。「冒険家としての記者」と「医者としての記者」と「詩人としての記者」では、書き上げる記事は違ったものになるだろう。(兼松佳宏さん)

その「BEとしての肩書き」を考えるワークシートがあったので、やってみた。これは1年を振り返って書くものだ。これからライター・編集としてやっていくなら、確かに、どんなライター・編集の人物なのか説明できる言葉があった方がいい。

苦戦した。日々仕事をしているけれど、昨年やったこと、として何を書いたらいいのか。一年中、同じようなことを繰り返しているだけなのではないかという気になってきた。

そして最後に出てきた私の「BEとしての肩書き」は「どえむ」だった。

あ、いや、性的指向についてはまた別の話。端的に言ってみただけのことで、より長く正確に言えば、日常においてマゾヒスティックな傾向がある、というくらいのことだと思う。
昨年やったこととしてあげたことの多くが、自ら望んでやったこととは言えない。例えば全国あちこちへの取材。取材に行くことはやりたいと思ってやったことだけれど、どうしても全国あちこちへ行きたい、というわけでもない。例えば岐阜の人に集中して聞く形でもいい。もちろん、あちこちに行ったおかげで素敵な人との出会いがあり、視野を広げ修業になっている部分もある。
楽器を演奏することは自らやっていることだ。でも、楽しいと感じられるのはほんの一瞬。やってもやっても下手くそな自分に落ち込んでばかり。とても楽しいステージの後にも、厳しいだめ出しが待つ。それでも、苦労の後のステージのほうがより楽しいのではないかと思ってしまう。そう思ったときに、昔言われたことのある言葉が浮かんだ。

これからも私は、どうしてもやりたいこととはやや違うことに時間を使い、さらに自分で自分を追い込んで、いじめて、辛い思いをしながら生きていかないといけないのか。ごくまれに、その先にいいことがあるとしても。
努力は必ず報われるなどとは、さすがに思っていない。それでも自分を追い込むというのが、今の私の「BE」なのだと思う。これからの人生、辛いことがかなり多くを占めるのだな、自分はそちらを選ぶのだな、と思うと、たとえ自ら選んでいるとしても、目の前が暗くなる。
「BEとしての肩書き」を使ってプロフィールを書き換えると、こんな感じか。

どえむライター・編集。無理めのご依頼、大好物です!納期、予算、その他でお困りのあなたのお役に立てることが私の喜びです。ぜひ私をいじめてやってください。

どんな依頼をもちかけられるのか、さすがにちょっと怖い…。

でも、それで何かご依頼をいただけるならありがたいことかもしれない。何か次につながるかもしれない。何か、プラスに考えることはできないだろうか。
というわけで、プロフィールにもどえむ要素を入れてみました。
逆にどん引きされる可能性もありますが、ひとまず、試しに。

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