午後、&nでゆっくりできる場所。LA LUCANDA。

今年5月、岐阜市の長良鵜飼屋地区に旧木材倉庫をリノベーションした複合施設「&n(アンドン)」がオープンした。

このブログでも、運営する長良川リバースケープのお一人、関愛子さんにインタビューさせていただいた。
ただ、自分の場合は行ってもなかなか長時間滞在できなかった。一人でバーや居酒屋に行くこともあまりないし、普段雑な生活をしているためお花や家具もめったに買わない。
だからカフェレストランができたと聞いたときには強く心惹かれた。ランチやカフェなら一人で行ってもゆっくりできるかも。最初に都合がついたのはカフェタイムだった。ホームページを見てもカフェメニューの値段が書いていなくて、ややどきどきしつつ向かう。

車を長良川うかいミュージアムの駐車場に停める。30分100円。
アンドンに入る前に一度長良川プロムナードに出て、しばらく座ってぼーっとする。座って手帳に絵か何かを一生懸命書いている人がいた。少し離れて、外国人の女性二人組も。

アンドンに入る。黒い扉の前でややびびって、きっとアンドンの中のことなら教えていただけるだろうと、お花屋さんに「こっちでいいんですか」と聞きながら、お店へ。女性の店員さんが「今の時間はケーキとかになりますが」と声をかけてくれて、中へ。
オープンキッチンで、イタリア人っぽいシェフが何かしている。なんだかお洒落な空間だ。座った席からはアンドンの1階が見える。


店員さんがメニューを持ってきてくださる。デザートにはイタリアのチョコレートを使っているとのこと。コーヒーは400円、ケーキも400円から。普通のカフェでもありそうなお値段でほっとする。ショーケースを見て、季節のフルーツとチョコレートのケーキをオーダー。


ケーキが来るまでの間に上を見て、梁に見惚れる。以前にも内覧会などで見たことがあるかもしれないが、近くでじっくり見ると古材の立派な梁であることがよくわかる。やはり木材問屋だった場所だから、いい材を豊富に使えたのだろうか。そんなことを考えるのは明らかに、今の仕事を始めたからだ。

チョコレートは深いけれど、くどくない。ケーキの上の方は焼けてさくっとしている。中の方はもう少ししっとり、でもべたべたしない。時々出てくる季節のフルーツ、洋梨はチョコとはまた違う甘さで、食感も変わる。おいしい。これが本物のガトーショコラなのだろうか。

1階を眺めつつぼーっとする。さっき見たプロムナードのことを思い出す。座って思い思いのことをしていたあの人たちのような人がもっと増えて、まちの縁側みたいになったらいい。みんなの森 ぎふメディアコスモスの1階は友達と勉強する高校生でにぎわっているけれど、ここも高校生が語る場所として定着したりしたらいいな。
そして日々会社のある神保町あたりで見ている光景を思い出す。タピオカの店に高校生や大学生が群がっている。冬になって少し減ったけれど夏から秋にかけては特にすごくて新しい店も次々にできた。

もしかしてこのあたりにテイクアウトのお洒落な店があったら、岐阜の高校生たちが自転車でやってきて長良川プロムナードで飲みながら語っていくかもしれない。ごみの問題はもちろん出るだろうけれど、それは長良川の環境を考えるきっかけ、そして、そこにある長良川を意識するきっかけになるかもしれない。

オープンキッチンにいるシェフが店内のBGMに合わせて口笛を吹いた。見ると、何か仕込みをしている。店員さんがやってきて、何か英語で会話を始めた。
穏やかな時間が流れる場所。
ここがあれば、またアンドンに来られる、と思う。

LA LUCANDA  ラ ルカンダ
岐阜市長良45-1 &n(アンドン) 2F
ランチ 11:30~14:30(LO 14:00)
カフェケーキタイム 14:00~17:30
ディナー 18:00~20:30(LO 20:00)
月曜定休
TEL 058-216-4601

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