ホームグラウンドのお隣。cafe旅人の木。

岐阜市民ジャズビッグバンド・楽市JAZZ楽団の練習で何度でも通っている岐阜市文化センターは金神社(こがねじんじゃ)のお隣にある。

2015年に、南側の鳥居が黄金に塗り替えられた。
毎月第4金曜日には金色の御朱印を授けてくださるそうで、列ができることもあるらしい。

その鳥居から西へ徒歩20秒、境内の一画にある金神社会館なる建物の地下1階が「cafe旅人の木」。



何やらおしゃれな空間。カウンターの向こうに店長さんらしき方。

メニューをめくると、お店のコーヒーについて説明がある。

「「身体に優しいすっきりとした味わい」を心がけています」
「それは、すっとノドを通り抜ける、エグみのない味わい」

コーヒーが身体に優しいって、考えたことがなかった。

アイスコーヒーと、平飼い卵のなめらかプリンを。

アイスコーヒー、確かに、すっと飲める感じ。えぐみは感じない。

焼きプリンの自然な焼き目のふにゃっとしたところに、甘すぎないカラメルが絶妙にしみこむ。プリンはとろとろで、黄身の濃い感じ。おいしい。

岐阜らしく、コーヒーには小さなクッキーもついてきた。
岐阜の人は喫茶店が好きでよく入る。「喫茶文化」があると言われている。かなり田舎の方へ行っても喫茶店があって人がいっぱいになっていることも少なくない。名古屋市や愛知県一宮市の人も喫茶店好きと言われるが、より田舎である分他の娯楽が少なかったりして、色濃く残っている部分もあるのかもしれない。喫茶店感覚で年配の方が多く利用するカフェも少なくない。スタバやドトールなどチェーン系のカフェも年配の方がたまっていたりする。
岐阜の喫茶店ではコーヒーを頼むとおつまみがついてくるのが普通だ。豆とか、柿の種とか、ミニゼリーとか店によっていろいろ。チェーン系でないカフェでも、同様におつまみをつけるところが少なくない。大抵はカフェの雰囲気に合った、ちょっとおしゃれなものをつけてくれる。
説明が長くなったが、こちらは全粒粉系のクッキーだった。ちゃんと手がかかっているおいしさ。

店内にはお一人の女性とか、年配の男性とか、店長さんともお知り合いらしい3人連れの方とか。カウンターのほかに、テーブルも二つくらいあった。

レジの前に置いてあった小さいちらしを手に取ると、店長さんが「それ今度やるんですよ」と声をかけてくださった。8月11日(土)の「柳ケ瀬ロイヤル夏祭り」。(ホームページが見当たらないのでこちらで)
「うちも出させてもらうんです。サンデービルヂングマーケットに出ているような、おしゃれなお店がたくさん出るんですよ」と店長さん。
ロイヤル劇場のあるロイヤルビルの一画にあるロイヤル40は、おしゃれなお店が集まっている。この間通ったらまた新しい店ができていた。そのロイヤル40の皆様が中心となって、今年初めて行われるらしい。

それは楽しそう!サンビルはいつも昼間だけど、夏の夜というのも楽しそう。
しかも、この日は楽市JAZZ楽団での演奏とか練習とかのために岐阜にいる。

しかしよくよくちらしを見ると、時間は17時から21時、練習とまるかぶりである。
「あー…行きたいけれど…この時間は…実は楽市JAZZ楽団というのをやっているんですけどこの日はそこの体験教室と練習があって…」
「あ、そうなんですね」

と、そんなやりとりをして会話は一応終わったのだが、一人悶々としてしまう。
夏祭りにとても興味があり、社交辞令でなく行きたいけれどどうしても難しいということを伝えようと、唐突に楽市JAZZ楽団の名前を出してしまったのだが、店長さんはそれ何ですか?と聞き返すこともなく、当たり前のように答えていた。
これはどういうことなのか?楽市JAZZ楽団を知っているうえに、広報ぎふか何かで「夏休みジャズ・ビッグバンド体験教室」のことまで知っているのか?そんな人がいるものなのか。

「あのう…楽市JAZZ楽団ってご存知なんですか?」
「え?何ですかそれ」

店長さんは深く突っ込まないで話を合わせてくれただけであった。恥ずかしい。

しかしよくよく聞いてみると、高校時代は吹奏楽部でアルトサックスを吹いていて、部で野々田万照先生のレッスンを受けたこともあるらしい。
その場で楽市JAZZ楽団のFacebookページをフォローしてくださった。なんていい人なのだ。

楽市のライブにもお誘いしたかったが、ジャズフェスをはじめだいたいのライブはお店の営業時間と重なっている。
しかし、文化センターのお隣さん、しかも楽器に縁のある方。今後何かの機会に何か縁が交わったらいいな。
とりあえず、また行きます。このコーヒーなら、何度でも飲みたい。

以前はそば屋さんで、3月に開店したばかりなのだそうです。
心と体に優しい時空間/自家焙煎珈琲 cafe 旅人の木
岐阜県岐阜市金町5-3-4
11:00~19:00(l.o18:30)
定休日 水曜日、第2・4木曜日
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