7月16日、先日の豪雨で氾濫があった津保川あたりまで行ってきました。
本当はボランティアに行こうと家を出たのですが、出遅れた上道を間違え、峠に入り込み、心折れてしまった。そうでなくてもあの暑さ、無事着いていたとしてもちゃんと動けた自信がない。
ボランティアできるってすごいんだ、すごい人たちなんだと知りました。
被害のひどかった上之保地区は関市の中でも北の方。岐阜市からだと、山の中の道をずっと走る。上之保まで道はもう通じていた。
ようやく上之保まで来ると、道ぞいの家に、黄色いビブスを付けたボランティアらしき方々が動いているのが見えた。土砂をかぶったものを救出しているようだ。そんなお宅がいくつもあった。さすがにカメラを向ける気になれなかった。
自動販売機のところで止まって外に出る。意味の分からない暑さ。
せめて買い物をしたら応援になるだろうかと思い、行きに見つけていた「道の駅平成」に。
もともと平成という地名だったので、平成になったときに話題になったこともあった場所。平成最後の夏に行くことになろうとは。地名は「へなり」と読む、というかすかな記憶があったが、平成8年にできたこの施設は「へいせい」。
行くなら今、と言ってしまうと来年5月以降が心配になるけれど。来年5月には「平成最後の日の入りを見る会」の予定もあるらしい。
この近くに今の人口重心があるらしい。
「人口重心とは,人口の1人1人が同じ重さを持つと仮定して,その地域内の人口が,全体として平衡を保つことのできる点をいいます。」(総務省統計局ホームページ)
昔から岐阜県内にあるが、毎年少しずつ東に動いている。
後で調べるとしいたけスナックなどが有名らしい。しかし知らなかったので、とりあえず関牛乳ソフト。
濃厚すぎずおいしい。関牛乳さん、最近は岐阜駅でもお土産売り場でサブレなどが売られているのを見かける。関市の方にとってはとても馴染みがある牛乳だと聞いたことがある。
国道を渡ったところに津保川。
家族連れが何組か遊んでいた。
川の脅威、川の恵み。
ずっと昔から川の近くで暮らしてきて、両方知っているのだろうと思う。
7月23日には関市社会福祉協議会での災害ボランティアの受け付けは終わったようです。
少しでも平穏な日常が早く訪れますように。
そして本州に台風が近づく今。
豪雨のときに思ったことを忘れないように。
地震と違って、水害は急には来ない。だから先人の知恵が効きやすい。事前の準備が安全につながりやすいのだろうと思う。